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島の豊かな自然と風景から生まれた
文化、アート、クラフトetc.
暮らしの知恵や伝統を受け継ぎながら
「今」に合わせてしなやかに変化しています。
アートホテル石垣島では独自の視点で
イベントや企画展を開催。
島の様々な魅力をご紹介しています。
現在開催中の企画をご紹介いたします
1F The ART SHOPギャラリーでは島のアートや文化を発信する企画展を常時開催。現在は今年で7回目を迎える「島の手仕事展」を開催中。八重山の風土を感じながら作陶されるやちむん(焼き物)と暮らしの中に息づく島素材の民具などをご紹介します。
2024年11月15日(金)~2025年2月18日(火)
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島に息づく森の木々。島の木は約70種。木目が綺麗で家具向きの木、真っ直ぐで建材向きの木など、それぞれ特性が異なる島の木。恵みの森を未来に残すため、島材の作品を作り続けている島の木工職人たち。
技術を継承しながら変わりゆく人々の生活に寄り添う形で進化していくその作品からは、島育ちの木の優しいぬくもりと職人たちの想いが感じられます。
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八重山の陶芸の歴史は沖縄本島から陶工が派遣された18世紀半ばから。一旦その歴史は途絶えたものの、今は島外から移り住む作家も増え、島の粘土や島の素材由来の釉薬を使ったり、島の風景や暮らしを描いたり、工房ごとに違う個性豊かな作品が作られています。
石垣島では毎年「やきもの祭り」が開かれ、島内外から多くのファンが集まります。
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先人から受け継いだ知恵。フクギの樹皮は黄色に、紅露は深い赤茶色に、木藍はブルーに・・・。かつては織り物のための一工程であった自然染料を使った「染め」は、今では革や布に施され雑貨や衣服など身に着けやすい作品も生み出されています。使うほどに馴染んでいく色合いがたまりません。
もちろん織り物を作る際にもまずは糸を染めるところから。島の自然由来の素材で染めるからこそ、どことなく島を感じる作品に。
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自然の恵みから繊維をとり、績んで糸を作り、伝統の技法で織り上げる。誰かのために、自分のために。より素敵な柄になるよう想像しながら緻密な計算をして準備をする-実は織るまでの工程がとても大変で、そこで仕上がりがほぼ決まるのだとか。
一織り一織りに真心を込めて織っていく。使うことでやわらかくなり、肌になじみ、自然を身にまとっているかのような安心感が。伝統の素材・柄を大切にしつつも、新しい感性を取り入れて織りものは更に進化しています。
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昔から、人々は周りにある植物を上手に使って道具を作ってきました。大きな1枚葉のクバを使って水を汲んだり、笠や箕を作ったり。月桃やタコノキ、アダンで帽子やカゴを作ったり。島のあちこちで自然の植物を「編む」ことを楽しめる体験イベントが開かれています。今ではピアスや髪留めなどの雑貨も作られていて、島での装いにとても似合います。植物があれば誰でも作れる!と思いがちですが、植物の特性をつかみ毎日のように編んでいる作家が作る作品の造形美は次元が違います。素敵な作品に是非触れてみてください。
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島の海、山、空、それぞれの風景は色鮮やかで、そこに住む生き物たちを含め、作り手・描き手の創作意欲をかきたてます。島からインスピレーションを受けて作られたアクセサリーや雑貨、洋服。自然が織りなす光景を瞬間逃さずに写された写真。島にみなぎるパワーがそれぞれの作品に込められています。
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からだに良い、おいしい食事は「ぬちぐすい(命の薬)」と考えられてきた沖縄。いい食材にさらに“手間”と“ひま”をかけて作られた料理を“おいしく頂く時間”はまさに「ぬちぐすい」。お気に入りの食器を使って島の恵みをいただく。それだけで幸せな気分に。もちろんお供には泡盛「島酒」を。
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島と音楽は切っても切り離せないもの。祭事には笛や太鼓、三線が欠かせません。もちろん人の歌声も。八重山には同じ旋律に思い思いの歌詞を乗せて歌い上げる「とぅばらーま」が歌い継がれており、毎年旧暦八月十三日、美しい月の下で大会が開かれています。アートホテル石垣島では島在住アーティストによるライブを毎晩開催中!
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北緯24度の石垣島では、21個ある一等星をすべて見ることができ、また88ある星座のうち84星座が見られます。
昔から農業や漁業に星を参考にするなど、人々の暮らしと星は密接に関わってきました。星にまつわる民話、歌なども残っており、石垣島と周りの離島を含む八重山の地域には星文化が色濃く残っています。2018年3月には西表石垣国立公園が国内初の「星空保護区」に認定され、石垣市と竹富町では暗く美しい夜空を守る試みが続けられています。
石垣島では「スマムニ」と呼ばれる島ことば(しまくとぅば)。
言葉は文化の一つです。スマムニは沖縄本島、宮古島とも異なります。島を旅する中でスマムニを聞くこと、見かけることがあるかもしれません。
ぜひ旅の思い出の中にスマムニを。